STUTTERHEIM ストゥッテルハイム着用レビュー

スウェーデンのレインウェア・ブランド STUTTERHEIM。

ラバーコーディングによる防水性の高さはもちろん、フィッシャーマンズコートを現代的にデザインはいわゆる雨ガッパのイメージとは異なる洗練されたもので、数年前から話題になっています。

かくいう私もブームに乗った口で、購入してからそろそろ二年が立つ。しかし、検索してみると思ったよりレビューがありません。

ちょっと気が早いですが、梅雨入りの前にこちらの商品のレビューを書きます。

STOCKHOLM WHITE

私が買ったのは、定番のSTOCKHOLM ストックホルム。

色はWhite。

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ごらんのとおり、メタルのボタンを除いて全部が白一色。フードのドローコードも白で統一するデザインの凝りようで、着ているととにかく目立ちます。サイズはXSを選び、身長167cmの私でお尻がすっぽり隠れ、手の甲がちょっと隠れる程度の大きさ。公式HPのモデルの着こなしを見るかぎり、これが適正サイズです。サイズ展開はXXXSからXXLまで。ユニセックスで、男女ともに違和感なく着れるデザインです。

やっぱり汚れやすい

白を選んだ宿命として覚悟はしていたものの、やっぱり汚れやすい。特に、こういった布と布とつなぎ目は汚れが目立ちます。ただ、軽い汚れなら濡れ布巾でさっとこすれば落ちるので神経質になる必要はないし、意外と遠目からは汚れが目立って見えない。

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通気性ゼロで暑くなる!

厄介なのはその通気性の悪さ。

両脇の下にはベンチレーションがあるものの、全面がポリウレタンでコーティングされている仕様のため、両脇の4つの穴しか風の通り道がないわけで、ボタンを閉めて歩いているとすぐ暑くなる。よく「マウンテンパーカー感覚で着れます」とか「晴れている日もオシャレに着れます」と宣伝しているショップがあるけど、それは無理。こんなの着てたら汗かいちゃいますよ。(ベンチレーションの形の汚れが付着して落ちません……)

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梅雨には着れないが冬は暖かい

日本で一番雨が降る時期は梅雨。

しかし、前述の通気性の悪さのせいで、とてもじゃないけど梅雨の時期に着ることは不可能です。ボタン開けっ放しで着ても、腕や背中がどんどんムレて汗だくになります。もし梅雨に備えてオシャレなレインコートを探しているという方は考え直すべきです。反対に、秋や冬の冷たい雨に備えてならいい選択肢でしょう。内側にはコットンが貼ってあるおかげで、レインコートを着たときのあの「ひやっ」とした冷たい感じはありません。ニットの上に軽く羽織っただけでも結構暖かいです。デザインがミニマルで適度にモードっぽい感じなので、革靴やデニムに合わせるとかっこよくなります(たぶん)。秋冬は、このSTOCKHOLMにRAVLUNDAというレインブーツを履いていました。

こちらも同じくSTUTTERHEIMの商品で、スウェーデン軍のミリタリーブーツにインスパイアされたというもの。ヨーロッパでも最古のスニーカー工場を持つスロバキアのNOVESTAが製造していたラバーブーツです。

日本ではあまり必要ないかも……

ということで、約2年使ってみての感想ですが、ぶっちゃけ日本(東京)ではあまり必要ないかもしれない。北極圏のスウェーデンならいざ知らず、高温多湿の気候で、もはや夏は熱帯のような蒸し暑さの日本では活躍の機会が少なすぎる。なにより、一番使いたい時期である梅雨に使い物にならないというのは残念。雨でびしょびしょになるか、これを着て汗でびしょびしょになるかの違いです。価格も3万5千円と高価なので、お金に余裕がありまくりでかつ人と違ったものが欲しいなぁと思う人向けの商品だと思います。

なお、STUTTERHEIMは日本の各種セレクトショップはもちろん、公式サイトのオンラインショップから購入することも可能です。