高価だけど一生モノのブーツ HESCHUNG

一年ぶりに押入れから靴を引っ張りだしてきた。

HESCHUNGというブランドのHETREというブーツである。
f:id:weekendradio:20180108191328j:image

ツウ好みのフランス靴

HESCHUNGと書いてエシュンと読む。

1934年にフランスで創業した歴史あるブランドだが、日本ではほとんど知名度がない。同じくフランス生まれのブランドであるJ.M.ウエストンやParabootsと比較すれば、無名に近いといってもいい。

そもそも取扱店が少ない。

HESCHUNGを日本で扱っているのは、ごく一部のデパートとショップのみ。都内ですら数店舗でしか購入できない。日本語版のサイトすらないので、ブランド側も日本で売ろうという気がないのかもしれない。

(実はAmazonでも取扱いがあるんだけどね)。

おまけに、J.M.ウエストンのような優雅さはHESCHUNGにはない。HESCHUNGの主力商品はワークブーツで、フランス靴=セクシーな木型というイメージからは程遠い、ぽてっとした丸っこいトゥが目につく。それにもかかわらず、値段はJ.M.ウエストン並で10万円近くもする。

雨の日の最高の相棒

しかし、このHESCHUNGには、それだけの値段に見合った魅力が当然ある。

なんといっても最大の特徴はノルウィージアン製法だろう。

ノルウィージアン製法(ノルヴェイジャン製法)といえば、いわずと知れた有名ブランド、Paraboots(パラブーツ)の代名詞だ。

その名のとおり北欧地方で成立した製法で、寒さと雨に強い。大雨が降っても靴のなかに水が入らない。水溜まりがあったって、気にせずガンガン歩いていける。

それはParabootsも同じなのだが、Parabootsの場合はもっとボッテリとした見た目で、いかにもワークブーツやマウンテンブーツといった印象がある。

一方で、このHETREはやや細み。ドレスシューズのようなかしこまった感じはないが、街中での使用ならこのくらいがちょうどいい気がする。

f:id:weekendradio:20180108201210j:plain

デニムと合わせるとこんな感じ。

5~6年前に購入して以来、靴クリームとシュー・ツリーという基本的な手入れだけをして、わざと雑に扱ってきた。

そのおかげか、いい感じにアッパーにシワが入ってくれた。それでも傷や汚れはつかないし、ソールの減りもほとんどない。本国フランスに送れば修理もしてくれるらしい。

雨にも負けず風にも負けないブーツ。

一生付き合えるお気に入りです。

ちなみに、HETREとはフランス語でブナの木を意味する単語らしい。

↓こちらは若干タイプの違うもので、くるぶしの部分がスエードになっている。